地獄番 鬼蜘蛛日誌

かなり引き込まれて読みました。

ただ内容的に地獄の話でそして蜘蛛…描写がちょっと気持ち悪い（笑）

内容的には地獄に堕ちた女郎が蜘蛛になって、地獄の見回りをしながら鬼の御用聞きをしてその内容を日誌に書いていくと言うお話。

ある日、鬼に天上に穴が開いてるから塞いでくれと頼まれ、登った先には青い空が広がっていて…

日誌というだけあり、全てが鬼蜘蛛の目線で書かれています。

まぁ、だいたい日誌なんてのはそうなんですが、１日目書いてから７日目…そして次は５１１０日目と飛ぶ…そこまで飛ぶのはすごいなと（笑）

鬼と亡者の関係が、怨みを持った亡者が鬼となり亡者をいたぶる。

因果や業に本当にとらわれているのはいったいどっちなのかっていうのを考えさせてくれます。

人を怨んだり妬んだりするのはやめときましょう（笑）