レンタルチルドレン

実家に帰ると置いてあったんで読みました。

山田悠介氏の本は初めて読んだんやけど…

ん〜、なんやろ…おもしろいっちゃぁ、おもしろいんやが…

突っ込みどころが満載で意味がわからなすぎて…

 

ー愛する息子・優を病気で亡くした泰史と冬美は、子供のレンタルと売買をしている会社P.I.を紹介された。

二人は、リストの中から優と瓜二つの子供を見つけると、迷わず購入を決める。

しかし一カ月後、その子供は急速に老化し、顔が溶けていく…。

泰史は真相を求め、P.I.の研究所に忍び込む。そこでは、日夜恐ろしい実験が繰り返されていた。ー

って話なんですが… 

え〜、ネタバレになるんで読んでない人は読まない方がいいかと

 

クローンだとしても、5歳になるには5年かかるんだよね?確か…

この話だと2年で5歳?

まぁ、早く成長する技術が出来て2年で5歳になったから、その後急速に歳をとりましたってならわかるんやが、最後でクローンなんか出来る訳ないみたいな話で終わってるし…

最後に読み手を裏切るんはいいんやが…

子供が急速に年老いた説明もないし、他にそこから買い取った子たちが突然死した理由にも触れない…

全部偶然? 

そもそも、この会社自体なりたたないよねと

子供の臓器やらを医者から買い取りました。

そっから、その子供を失くした親にアプローチする訳でもなく、たまたま見に来るのを待つって…

親に投資させてクローンを作りましたならなんとかわかるが。

 

それから主人公にしても、普通に買い取った子供が急速に歳をとったから気味が悪いと言って捨てるって…

売った会社に対してもどういう事なのかすら聞かない…

自分の子供のクローンだとわかって(内容からすると思い込んで?)捨てるんじゃなかったと後悔しだすとか…

 

そして、最後に主人公の奥さんはなんで立ち直ったの?

 

なんやろ…何もすっきりしないままで意味がわからんままなんやが…

あの子供たちはいったい何?

 

話のネタに読んでみます?