ある優しき殺人者の記録を観ました

韓国が舞台のドキュメンタリー風の映画で、女性記者とカメラマンが施設から脱走して18人殺した殺人犯にインタビューに行くという内容になってます。

その殺人犯というのが女性記者が昔よく一緒に遊んでた男で、ある事件から精神を病んで施設に入れられてた。
その男から電話があってインタビュー受けるから日本人のカメラマンと一緒に来いと言われて、指定された場所に行くと電話がかかって来て廃墟になったマンションの5階にいると言われて上がって行きます。

インタビューを開始して、なぜ18人殺したのかと聞くとほんまは25人でまだ見つかってない遺体がある。
なんでそんなに殺したのかと聞くと、ビデオを見せられます。
主人公がおかしくなった事件が映っているビデオで、子供の頃の女性記者と主人公ともう一人の女の子がだるまさんが転んだをしているころに車が走って来て女の子が轢かれるというビデオで、その事件以来主人公は神の声が聞こえてるらしく。

27歳になって、27人殺したらその轢かれた女の子が蘇るとそして殺した27人も蘇るって神が言うてるからころした。

ここで女性記者とカメラマンがあと2人って…
自分ら?と思うんですが違うと。
呼ばれた理由はあと2人で蘇るから、奇跡を撮影して映画にするためやと。
一人を生き返らせる為に27人も殺すってどうなん?ってなるのですが、その殺した人らも生き返ると。
もう完全に精神に異常をきたしている人間の言動なんですよね^^;
じゃあ、そもそも殺す必要ないやんと…

そして神が愛を見せるというのでカップルを捕まえたけど、自分が助かりたいばっかりで愛なんてなかって、捕まえる相手を間違えたと。
そのカップルが隣の部屋にいると言って開けると、血まみれのカップルが縛られてて、神の声通りに、愛を見せへんかったからまだ殺してないと、神からのお告げが決める。

でも間違えて捕まえたけど、これに気づいたと言って女性記者が書いた記事をみせて、最初の1文字目を読んで行くと今日の14時25分32秒(確かそんな感じ^^;)にその部屋に日本人のカップルがきて愛を見せると、だから日本人のカメラマンを呼んだやと。
捕まえて愛を見た後に殺したらそれで27人やから女の子が蘇るって言うんですけど、女性記者がそんなん偶然やと。
来たら奇跡やってわかるやろと主人公が言うんです。

そうこうしてると、出版社の人間から女性記者に電話がかかってきて、神のお告げやから出ろと。
出たら最初普通に話してたんですけど電波が悪くなって何を言ってるのかわからなくなるんです。
そして途切れ途切れになって、ふたりをころせって…

そしてたまたまそう聞こえただけで偶然やって女性記者が言うんですが、主人公はふたりを殺しちゃうんです。
そろそろ時間やってなって、外から階段を上がって来る声が聞こえて部屋に日本人のDQNカップルが入ってきたところをバットでボコボコにして縛りつけて、神のお告げの中に首に痣があるってあったので調べたら痣がないんですよ。
でも首を絞めて殺したら痣がつくからいいやろって。
そしてカップルの男に女を犯されたくなかったら首を吊れって。
愛を見せろって。
で、カップルの男はお前なんかに出来るか童貞がって言って挑発するんです。
さらにこんな状況で犯されてみたいって女が言ってたとか言い出して…^^;

この後どうなっていくかなんですが、この日本人カップルはどうなるのか?
首の痣は?
精神に異常をきたした男の電波発言なのかと。
結構前の映画なんでそのまま続きを^^;
知りたくない人はここまででお願いします。


そして主人公が日本人の女を犯して果てたとこを女に耳を噛まれて、さらにカニバサミで動けなくなったとこを男がカメラマンに縛られてるの解かして主人公
をボコボコに…

そして日本人の男が主人公を殺そうとしたときにカメラマンが日本人の男を押し倒して主人公を助けるんです。
そしてカメラマンが刺され…
ここで女性記者が気付くんですよ。
主人公の首に痣があるって。
私の首に痣があるって、あの事件の後にできたって。
あなたの首にもあるって。
日本人カップルは愛を見せたから、ほんまに死ななあかんのは私達やって刃物を向けあって対峙してる時に言いだすんですけど、日本人カップルがいきなりヤリはじめて…
いやいや、この状況でヤるとかキチガイやん^^;
横におる女性記者ドン引きなるやろw
そんでいろいろあって女性記者が日本人の女の殺し、カメラマンが日本人の男を殺したりとカオス状態に…

日本人の女に刺された女性記者がこんな暗いところで死にたくないって。
明るいとこに連れてってって主人公に言って、抱き抱えられて部屋から出て階段の踊り場にあった椅子に座らせられるんですけど、一緒についていったカメラマンは階段の踊り場で力尽きて死んでしまうんです。
そのカメラを主人公が拾って撮影しだします。

女性記者があなたが殺してって。
そうせんとあなたが殺したことにならんから蘇らへんって、無駄死にはしたくないから。
もし蘇ったら3人で映画が観に行こうって、ハッピーエンドの映画がいいねって。
そして主人公は首を絞めて女性記者を殺すんです。
主人公は僕を信じてくれた君を殺した…僕は狂った人殺しだって…
そしてフラフラと屋上に上がって空をカメラで撮影しながら、もし僕が死んで何も起こらんかったら、絶対に許さないって。
僕はただの人殺しなんかじゃなくって、奇跡を起こす人間やって見届けてくれって。
それを見極められるのはあなただからってカメラにむかって喋ってたら、雲が集まりだして真ん中から触手が主人公の方にブワッて伸びてきて…え?って。
今まで精神に異常をきたしたキチガイの話やと思って見てたら一転してオカルトにw

暗転した後、主人公は路地に。
そこで女の子が轢かれた日やって、新聞で見て遊んでいる子供達のところへ。
危ないからここから離れろって言って3人を避難させて僕が殺したら全てが終わるって。
映画がって言ってるうちに車に轢かれて…

そして場面がかわってネオンが光る街にカメラが現れ、歩いてきた3人組に拾われます。
これ取材用のカメラやって。
さすがジャーナリストやなって。
あの女性記者なんですよ。
そして、横には主人公ともう一人の女の子がいて。
全員蘇ったんですよね。
そして女の子がじっとカメラを見た後に急に主人公にありがとうと言って抱き合います。
映画の時間やから行こうってカメラを放り出して3人で歩いていき、私達ってハッピーエンドの映画みたいやねって言って終わりました。

もういい意味で裏切られました。
僕を信じてくれた君を殺した…僕は狂った人殺しだって…って言い出した時には、もうキチガイが大量殺人して自殺する絶望しかない映画と思ったんですが。
見事におかしな力が働いてハッピーエンドに^^;
そして、日本人カップルを殺したのは女性記者とカメラマンなんで主人公は神のお告げのあった人しか殺していないんですよね。

面白いんで是非観て下さい。
ちなみに日本人カップルの女性は松潤とウワサになった葵つかささんです。
だからどうしたって感じですが^^;

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