ぎぶそん - seven's Garage ~なんかいい事あったらいいな~

題名に惹かれて購入^ ^

”中学２年、「ガンズ・アンド・ローゼズ」に心酔した少年ガクは、仲間を集めてバンドをはじめる。

親友のマロと幼なじみのリリイ、それに、「ギブソンのフライングＶ」を持っていてギターがうまいと噂――の問題児かける。
ケンカや練習を経て、４人は次第に仲間になっていく。

ガクとリリイの淡い恋、文化祭ライブ、14歳のできごとのひとつひとつが多彩な音を響かせあう青春ストーリー。”

あの有名ギターメーカーギブソンからの題名なんだろうけど、ギブソンのギターはたいして重要な要素ではないよなぁと思いつつ読み進めるうちに、かけるのおじいちゃんがバンドの事をぎぶそんって言ってるから、題名のぎぶそんはバンドって事なのかなと。

なんかちょっと足りない感じがするのは、バンドで活動してる描写が少ないからかな^^;

14歳というちょっと思春期になりかけの無邪気さがまだ残ってる感じ（特に男子のあほっぽさ）がうまく出てて、読み終えたあとはちょっとノスタルジックな気持ちに^ ^

バンドを始めた時を思い出したけど、実際はこんなにうまくいきゃしないw

自分の中学時代を思い出しながら読むといい一冊かなと思います。