虚構 - 堀江と私とライブドア -

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-「ニッポン放送、フジテレビは、なぜ騙されたのか」。
プロ野球進出騒動、総選挙、村上ファンドとの関係、ITの寵児が疾走した「既存勢力への挑戦と限界」。
未熟さゆえの罪や失策を素直に認めつつ、卑下することなく等身大のライブドアを語る。-
 
堀江貴文氏の「ゼロ」を読んでライブドア事件とは一体何だったんだろうと思って読みました。
かつてホリエモンの片腕だった宮内亮治氏が書いた本です。
 
宮内氏から見た堀江氏が描かれて、面白く読めました。
当時、マスコミが虚業集団と断罪していたライブドア実態が詳細に描かれています。
 
堀江貴文氏のリーダーの資質と将来性を読む力の凄さを感じましたが、実際のところライブドアでお金を稼いでいたのは宮内氏なのかなと?
読んでいくと堀江氏が起こした事業はあまり成功していないような印象を受けました。

核となる事業がないから、M&Aを繰り返し企業買収していたとあり、虚業と言われても仕方ないんじゃないかなと^^;
 
ライブドア事件で問題になったのは一体何なのか、ライブドアが何故あそこまで責められたのかというのを知る上でいい一冊だと思います。